大会一週間後、突然の涙
三好SAでの第一回アクアスロン大会に申し込んでいたけれど、ちょっと参加は難しいかな、ゴメンナサイ・・・今回は見送り。
リフレッシュも兼ねて御岳山のふもとの大喜泉(温泉)へ。
向かう車の中では、ひろみん&タクさんが作ってくれた、みんながリクエストした大会前や練習の時に聴きたい曲を合わせた三好SATC決戦CDをかけながら。
(このCDにはコメント、素敵な写真が載った冊子も付いていて、さらにCDそのものにも三好SATCのロゴが印刷されていて、ほんとに売っているものみたい)
CD1から順番に聴いていく。
天気もカラッと晴れて、緑がくっきりと光ってる。
空も青く、どこまでも高く広がっていて、ぽかーんと白い雲。
トラック14 Mr.childrenの「終わりなき旅」
トラック15 ゆず「栄光の架橋」 を聴いていると、ふと一週間前の宮古島トライアスロン大会のことが浮かんできた。
そして運転席に座る、ゆきちゃんとの会話が途切れ。
曲はトラック16 「シンクロBOM-BA-YE」
鼻の奥がツーンとして、次の瞬間には涙がぼたぼた。
やった、やったんだ。
ずっと出たいと思っていた、宮古島トライアスロン大会。
完走することができたんだ。
大会一週間後にして初めて、完走した実感が湧いてきた。
突然泣き出した私を見て「えぇ~っ!?どうした?」と驚くゆきちゃん。
この1年 「絶対、宮古島へ行くんだ」 という気持ちが私を支えてた。
ううん、リンパ腫治療が終わって折れずにここまで来られたのは 「宮古島大会へ出るのが目標」 となってからずーっとだね。
トライアスロンを通じて周りで支えてくれる人に“ありがとう” 病気と闘う仲間へ“希望”を伝えたい・・・と言ってきたけれど。
1番 希望が欲しかったのは 私自身だったんだ。
受けた治療は日本では私で20人めくらいだと主治医の先生から聞いた覚えが。
他の方が治療後どのように過ごされているか、なんとなく聞きづらくて、生存率もあんまり知りたくなくて。
ただ、生きる希望が欲しかった。
ないなら、自分で作ればいい、とこれまでやってきたけれど・・・。
そう、治療が終わっても闘いは続く。
髪の毛も生えて、顔色も良くなって、普通に生活ができるようになってくると見た目ではわからない分、気持ちを表現しづらくなったりして。
それに治療中は吐き気とか副作用に耐えることで闘っている感があるけれど、治療後の再発や二次がんへの不安とは闘うことができない。
消そうと思っても消えるものじゃないし、考えないようにしようと思ってもどこからか浮かんできてしまう。
時間が解決してくれる部分は大きい。
でも治療前みたいに何事もなかったかのように生きるのは難しい。
何もなかったかのように生きようとしたり、不安だよ、と言うことはいけない、としてきたけれど、気持ちにフタをするとどこかでひずみが出てくる。
希望を持つと叶えられない時、失望してしまう気がして。
実はね、怖くて、未だに未来を見ることはできずにいるんだ。
やっと最近、2、3年後くらいは見れるようになったかな?
生き急ぐように焦っちゃって、手当たり次第やってみたり。
でも心の底では、おばあちゃんになることを念じているわけ。
あれやりたい、あそこへ行きたい、こうしたい・・・
どこかで信じているんだよ、長く生きられることを。
こんなふうにいろんな気持ちがあるけれど。
別にいいじゃん、きれいに生きなくたって。
ぐちゃぐちゃの気持ち、抱えていたって、いいよ。
それでも、笑っていこう。
こうして生きていられる時間は短いようで長くて、長いようで短い。
どうせなら、笑っていこうよ。
まだこうして、ここにいるんだもん、大丈夫だよ。
今できること、したいことをひとつひとつ重ねていこう。
それが生きた証となって背中を押してくれる。
生まれてくる不安や心配をも味方につけて、バネにして飛べたらいいね。
あなたなら、できる。
わたしは、信じて待ってるよ。
私はラッキーだったと思う、病気になったこと。
生きていること、今、こうしてここにいられることがものすごくうれしいと感じられるから。
笑ったり 泣いたり いろんなことが あるけれど
生きているからこそ 味わえる
大丈夫 まだ 生きているんだもん
あなたの闘う姿が 笑顔が わたしの生きる力となる
あなた と わたし ここにいることに ありがとう
宮古島大会を完走して、何が変わったかわからないけれど。
ただ景色がはっきり、くっきりと見える。
今まではガラスケースの中から見ていたような。
病気だったことを消すかのように、治ったことを証明したくて大会へ出たのかもしれない。
大会が終わって感じるのは、それでもいいじゃん、と今までの自分を認められたことかな。
肩の力も抜けて初めて、力が入っていたんだー、と分かるんだね。
うん、これからはもっと気楽にいけそうだよ♪
私を救ってくれたトライアスロン。
これからは一人でも多くの方にトライアスロンを通して、いろんなことを味わってもらえるようなお手伝いができたらいいなぁ、と考えつつ。
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