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2008年5月

2008年5月25日 (日)

骨髄バンク

うさっこの命日が近いということで、兄やんとお墓参りへ行った後、湯谷温泉へ。

 

化学治療中、一番近くにいてくれたのが中学時代の同級生、兄やん。

半年前に数年ぶりに会って、すっかり元気、見た目も元通りの私を見てものすごい驚きながら喜んでくれた。

未だに 「元気なのが不思議」 「こうして生きてくれているだけで、うれしい」 と泣かせるようなセリフを堂々とまっすぐに言ってのける、うーん、さすがっす。

 

「実は・・・骨髄バンクにドナー登録したんだよね」

え?

びっくりし過ぎると、言葉って、出てこないんだねぇ。

 

「えっと、う~んと、うれしい!

あっ、うれしい・・・のかな?

なんか、うまく言えないけど、うれしいんだと思う、うん。

でも、なんで登録しようと思ったの?」

 

「同年代のうさっこちゃんやおりちゃんが生きるか、死ぬかの闘いをしているのを見ていたら、自分の生き方をすごく考えるようになって。

自分にも何かできることがあるんじゃないかと思ってたんだ。

で、たまたまテレビを見ていて骨髄バンクのドナー登録者が足りない、ということを知って、それで。

でも、まだ提供したわけじゃないから、そんな喜ばれるようなことじゃないよ。」

 

ま、まぁ、そうだけど。

登録しなきゃ、提供までたどり着かないわけで。

 

それにしても、うれしかった。

うさっこが兄やんの中で生きていてくれていることが。

うさっこと出逢ったかいがあったじゃん。

何度とここでうさっこについて書いてきたけれど。

彼女と出逢わなかったら、私は状況を受け入れられなかったと思う。

 

4年半前、血液内科病棟でうさっこと出逢った。

歳が低かった私たちは平均年齢が高い病棟内で目立っていて、うさっこは私を見つけると看護師さんの後ろにくっついて 「友達になりたいな」 と来てくれた。

第一印象は “わ~っ、かわいい人だなぁ”

話してみるととっても思いやりがあって、なんとなくウサギに似ていてフワフワしているんだけどしっかりしていて、病気については淡々と話すところ、見習いたいと思ってた。

まだまだ騒いでいる私は、なかなかうさっこに近づけていないわ。

 

入院中、遊びに来てくれた兄やんにうさっこを紹介すると、すぐ仲良くなって 「ここはほんとに病院?」 というほど大声で笑ったりしてた。

 

「病気と闘う、って言うけど、違うよね。

薬の副作用と闘っているんだもん。

闘う、よりも耐える、吐き気やムクミ、髪の毛が抜けるのをただひたすら耐えるって感じ。

どうなるのかな?死んじゃうのかな?

そういう気持ちにも耐えて。

ただ耐える、地味なものだよね、治療って」

私よりも先に治療をしていたうさっこからの言葉は 「なんかよくわかんないけど、がんばろう!」 と力んで空回りしていた私の脳みそに静かに染みていった気がする。

淡々と受け入れているように見えたけれど、絶対あきらめない姿勢で難しい手術も受けることに決めた強さをもっていた、うさっこ。

 

うさっこの分まで、なんて大きなことはできないけれど。

うさっこが支えてくれた、この命を大切にいきていこう。

できることを少しずつしていこう。

 

今回はお花、持ってきたよ~。

あっ!お線香、忘れた。

今度はちゃんと持ってきます、いつもこんなんですんません。

 

“ありがとう”って、うさっこちゃんに言ったよ、との兄やんの言葉の意味が、ちょこっとわかったような。

 

私からも、ありがとう。

おかげ様で治療が終わって、もうすぐ4年だよ。

あのね、兄やん、骨髄バンクのドナー登録したって。

うさっこのおかげだって、すごーいっ。

ありがとね。

 

 

 

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2008年5月20日 (火)

宮古島ツアー 更新について

4/17(木)~4/22(火) 宮古島トライアスロン大会 旅行記を更新しました。

 

Photo

 

 

 ←13時間31分 やった~!完走だっ (O矢さん撮影)

 

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